REITとは?S-REITの魅力

こんにちは。ペンギン野郎です。

REITとは?

さて投資対象として魅力的な金融商品としてREIT(リートと読む、Rなので下を巻いてね笑)があります。

特にシンガポールの場合はREITの配当率が高い(平均的に7%前後!)ことから大人気です。

そしてペンギン野郎はS-REITを主な投資対象としています。

シンガポールREITをS-REIT、日本のREITJ-REITなどと国の頭文字を付けて呼びます。

REITとはReal Estate Investment Trustの頭文字をとったもので、不動産デベロッパーが投資家からお金を集め、オフィスビルや商業施設などの不動産などを買い、その賃貸収入を投資家に分配するという商品です。投資信託の不動産版ですね。

REITは株のように証券市場で取引がされています。通常の不動産投資では、かなりまとまったお金がないと物件一つ買えませんが、REITというシステムを通すことで大きな不動産物件の小さな一部を所有することが出来るのです。

例えばペンギン野郎はKeppel Reitというシンガポール中心部の立派なオフィスビルを所有するREITに投資をしているので、イメージとしてはそのビルの一部、強いて言えばたぶんトイレの個室一個分くらい(ショボッ!)を自分が所有していると思っております。

それでは以下S-REITの魅力をご紹介していきたいと思います。

REITは分配金がとにかく高い

REITが投資対象として魅力的な理由としてまず高い分配金(株で言うところの配当金)がもらえるという事です。

S-REITの場合は四半期ごとに分配金が支払われることが一般的です。分配金は英語でYield(イールド)と言います。シンガポールには40弱のREITが存在するらしいですが、ほとんどのS-REITが年間5%を余裕で超えてきます。7%以上というのも珍しくありません。

例えば1000万円分のREITを持っていれば6%の配当で年間60万円を四半期ごとに15万円を4回も受け取る計算になります。1億円分持っていれば四半期ごとに150万円、年間600万円の不労所得ですね。

シンガポール在住でないと恩恵を受けませんが)ちなみにシンガポールは投資利益に対する税金がかかりませんのでそっくり丸ごと受け取れます。日本だと20%の税金がかかりますよね。シンガポールの安い税制についてはまた今度別の記事で書きたいと思います。

シンガポールの不動産信仰

ペンギン野郎はシンガポール在住5年です。大体長くても3年で日本に帰る人が多い中では古株に分類されてしまうでしょう苦笑。

そんな長いシンガポール生活で感じることの一つに、「シンガポール人は土地の値段は必ず上がり続けると信じている。」ということがあります。

ちょうど今(2017年)は土地の値段が底をついたと言われていますが、シンガポール人は(そして多くのシンガポール在住の外国人も)また地価は上がるさ、そしてあがり続けるのさ、と信じているのです、本気で。

それには2つ理由があります。

  1. 1つはシンガポールは小さな島国で土地がもともと限られていること。※それと同時に政府が都市計画を綿密に実行しているということもあるのだがそれは別の話題
  2. そしてシンガポールインドネシアやマレーシアをはじめとする今後間違いなく成長する発展途上の国々に囲まれており、常にその中でトップランナーであり続けるので、今後も常にシンガポールへ引っ越したい人が何千万人もいるだろうということ。ちなみにシンガポールの人口は確か500万人前後だけ。

だからシンガポールの地価は下がらない、というか上がり続けるのである。そして皆がそう信じている限り地価は上がり続ける。

シンガポールの不動産市場が好調であれば無論S-REITも好調なのです。

 

 

ちょっと長くなってきたので続きはまた次回に。